フーゲン合戦使用構築
皆さんおはようございます。亀乃清凜です。
先日、大天使(@lXaqNHrKFvMGcfg)さん主催にて、フーゲン合戦というフーディン派とゲンガー派に分かれて行う紅白のような大会が開かれ、自分の所属するフーディン派が勝ったのでその記念&反省がてら筆を執らせて頂いております。
(前のムーランド以降はてなブログを開いてないとか言えねぇ…)
ではまず、今大会で自分が使ったPTの紹介から。
フーディン(オオミヤノメ)@メガ石
臆病SぶっぱH調整残りC
マジシャ/ショック/シャドボ/身代わり
ブリガロン(52ガロン)@ラム
意地AぶっぱHベース調整
ウドハン/フェイント/思念/馬鹿力
エンテイ(グレン)@球
意地AぶっぱS調整
聖炎/エッジ/地ならし/アイへ
ムクホーク(アオハル)@スカーフ
陽気ASぶっぱ
蜻蛉/ブレバ/インファ/捨て身
ギルガルド(ルル)@襷
陽気ASぶっぱ
アイへ/クロー/聖剣/影討ち
ドンファン(ミシュラン)@ドクZ
意地ASぶっぱ
地震/ダスト/じゃれ/氷礫
今回のフーゲン合戦ですが、2つ、特徴的なポイントがありました。
①メガ枠絶対選出&固定
今大会の目玉とも言えるポイント。参加者はフーディン派、ゲンガー派の何れかに属し、その派閥のポケモンをメガシンカさせて使わなければならない、というものですね。
これによって、ゲンガーはHDによっぽど厚く振らなければフーディンに一太刀入れる事も叶いませんし、逆にフーディン側はゲンガー派が使用してくるフェローチェに勝てません。日頃襷か球かそれともメガか…と相手に持ち物を考えさせられる二匹の型をある程度絞れるようになっています。
今回採用したフーディンの技がサイコキネシスではなくショックになっているのはそれをめんd…警戒した結果です。それと元々襷シャイン以外のゲンガーを90パーセントで叩きのめせるラムブリガロンの採用も同様の理由ですね。ゲンガー側が他のポケモンでフーディンを全力で落とそうとする中でも向こうのゲンガーと裏にいる物理型であろうフェローチェを落とせるポケモンを置いておくことで多少なりとも勝ち筋が残ってくれると考えていました。
②PT固定&どちらの派閥とも戦う可能性がある
うん、その…問題は後半ですね。後半を知るまでは「スカーフマンムーとラムギルガルドで本格的にゲンガー包囲網作るかw」とか気楽に考えていましたがこの時点で「最速メガフーディンにハメ殺される」というフーディンの強さを示すような未来しか見えなくなってしまったのです。この辺りからちょっとPTが迷走し始めました。
マンムーだと上から気合い球を打たれて死ぬ→ムクホークに変更でワンチャン残す、ついでに地面の一貫も消す
ガルドで身代わりアンコの択に勝てる気がしない→持ち物を襷にして安全性を高める
とまぁそれっぽい言い方をしてますが、これによって「ガブリアスへの勝ち筋」、物理によることによる「裏に必ずいる物理受けへの勝ち筋」がそれぞれ薄くなりました()せめて物理ガルドではなくめざ氷持ちの特殊にすればよかったな、と後悔は尽きません。
それらに加えてその時点で自分が薄いと感じたギルガルドへの処理役の球エンテイ、グラスフィールドによって地面の一貫を消せるカプ・ブルルに対して後出しを許しかつ毒Zで処理が出来るドンファンを加えて完成でした。見事に物理に偏ってますねぇ…
さて、ここまで読んで頂ければ行間から察しているかもわかりませんが、この大会での結果は初戦負け。それも一回戦を勝ち抜いた同派閥の方と当たって負けました()
襷ガルドではなく襷ニドキングにでもしていれば結果も多少は変わっていたとは思いますが、それも後の祭り。自分の考察不足による圧倒的な負けなので特に文句もありません。
結果として「チームのポイントに一切貢献せず」「むしろチームメンバーの障害となり」「空気のまま終了した」フーゲン合戦でしたが、考察時は非常に楽しかったですし、その後の大会の様子もワクワクしながら観ていました。こうした「お互いに絶対選出が決まっている」状況での大会というものももっと広まっていけば面白いな、と言うことを素直に感じた一月でした。もう二度とバンバドロとかいうポケモンを忘れねぇぞ…
P.S (出来ればゲンガー派と大会で戦いたかったなぁ…)
敵討ちムーランド-堅くて速くて高火力
※このブログではポケモンの3値についての知識があることを前提に文章を書いています。わからないという方は自力で調べるかTwitterの@KameSeilinまでお訪ね下さい
おはようごさいます、そしてはじめまして、亀乃清凜(かめのせいりん)と申します。ブログは初投稿となりますね
サンムーンが発売されて一ヶ月ほど経ち、「どのポケモンがどんな型で動きやすいのか」といったことが何となくでもわかるようになってきたのではないでしょうか?
「動きやすい型がわかる」ということは「Sラインがわかる」ということです
さて、考察の時間です
表題にもあるムーランド、まずはこいつのスペックをみてみましょう
H85 A110 B90 C45 D90 S80
特性:威嚇、砂かき、(肝っ玉)
おもさ:61.0kg(けたぐり威力80)
物理に厚めの重火力アタッカー、といった印象でしょうか。威嚇HBで電磁波を撒くだけでも充分に仕事が出来るポケモンであるとは思いますが、今回はその素早さが2倍に上昇する特性「砂かき」に注目したN番煎じ(←重要)の型を紹介します
性格:意地っ張り
特性:砂かき
努力値:H228 A252 B4 D4 S20
実数値:189*178*111*/*111*103
技:かたきうち、とっておき
持ち物:シルクのスカーフor命の球
所謂とっておき型です。火力に関しては追記しますが、端的に言えばエテボースのそれを単純に上回っています。(エテボースのA100に対し、ムーランドはA110)
砂かき時の実数値を135属抜きにすることによって環境にいる準速フェローチェや無邪気カプ・コケコを確実に抜き、安定した立ち回りが可能です(スカーフコケコは考慮外ですが火力が足りません。詳しくは時間が出来た時に追記します)また、今後のポケバンク解禁に伴い間違いなく増えるメガミミロップを抜けるのも大きいでしょう
しかし、この型には皆さんも薄々気付いているであろう問題点が二つ存在します。
①砂が前提条件としてあること
②死に出しからの三縦を狙うようなポケモンであるにも関わらず、岩鋼ゴーストで止まってしまうこと
①に関しては、今作から砂おこしを習得した、大爆発で退場可能な「ギガイアス」や未解禁ですが襷と砂嵐で最速退場が可能な「ヌケニン」を用いる他、サイクルを回すような砂パにどちらかが倒れた際のギミックとして持ち込む事で解決できるでしょう
②は相当大きな問題であり、六世代で暴れた某親子の影響でノーマルの一貫性があるパーティーが避けられる傾向が未だに残っています。新規で挙げればミミッキュ、テッカグヤが大きいでしょうか。無振りメガルカリオ程度なら確定二発であるため後出しは許しませんが、いずれにせよパーティー全体で威圧することは重要になります。
疲れたのでダメージ計算は後日追記します。それではお疲れさまでした。
↓七世代、ウルトラ環境に合わせたムーランドがこちら